富士山
- 2019.03.19
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先日、車を運転したんですが、目の前に富士山が見えたんです。
富士山を見るのなんて、当然はじめてではないのだけれど、
やっぱりいいものは何度見ても感動するもので。
また別の日に、そのときは曇りだったんですけれども、
当然、富士山を見ることはできずに。
そうするとちょっとガッカリするもので。
ただね。
よく考えてみるとそこには富士山は見えない、でも
その曇り空の向こうには確かに富士山はあるはずなんですよね。
で、思ったんです。
これは自らの心の中にもいえるなと。
自分の心の中にも希望が見えるからこそ気分もよくなる。
頑張れる。
次の一歩を踏み出せる。
ただ、日によってその希望も消える。
でもそれは消えたのではないのかもしれない。
ただ雲がかかって見えなくっているだけかもしれない。
この雲が隠れてみえなくなるということ、ここをいかに乗り切れるかが問題となる。
だからやっぱり、
見えない富士山も
見えない希望も
それを見ようとする想像力が必要不可欠になってくる。
想像するという力を侮ってはいけない。
想像力にこそ、人間が人間であるゆえんであるし、
人間がここまで文明を創り上げてきた源泉なのだから。
そして、想像力の素晴らしいのは誰もが持っていること。
この素晴らしい力を誰もがもっている。
だからこそ、この想像力を使わない手はないのだろうか。