習慣化されたときの合図

結局、その人の人生を決めているのは習慣である。

人生を決めているのは、習慣なのだから、人生を変えたければ習慣を変えていけばいい。
しかし、習慣というものは本人のさじ加減的なところがあり、定義するのが非常に難しい。
たとえば、筋トレを今日から始めたとする。
当然、一日、二日では習慣とはならない。
一週間やることができればなんとなく習慣されてきたといえるだろうが、
でも10年後もやっているかというとその保証はどこにもない。
このように、習慣という言葉は非常に曖昧なもので定義するのが難しい。
そこで、習慣というのは何日やったというよりも感覚的なもので捉えるといいだろう。
それは、ひとつの言葉で表すことができる。
習慣とは、日常にとけ込んでいった行動のこと。
つまり、それをするのが当たり前だという状態だ。
極端な話、息をするというのは、日々の日常にとけ込みすぎていて、普段意識することはほとんどない。
こういう状態こそ、とけ込んだ行動といえるのだ。
だから、新しい行動が習慣化されるとは、
新しい行動が新しいとも、もはやそれをやろうと思わずにでも自然とやっている、そういったときにこそなされる。
日常にとけ込んでいくこの感覚
習慣化を目指したいならこの感覚を目指していってほしい。