■絶対にゆずってはいけない

いいか、
人には絶対にゆずっていけない場所があるんだ。

他のところは
少しくらい大目にみたっていい。
少しくらいなめられたって別にいい。

でもさ、
ここだけは絶対にゆずれない場所そこを
なめられたら、絶対にゆずってはいけない。

それをゆずってしまっては
それは自分を完全に否定してしまうようなものだ。

自分の一番心の奥にあるそこは
誰にもゆずってはいけないんだ。

だから
そこを誰かに笑われた
なめられたのであれば
どうどうと闘わなければいけない。

いつもヘラヘラしていたって
そこをなめられたら
絶対になめられたままでおわらせてはいけないんだ。

いいか、
そこだけは絶対に絶対に絶対に
ゆずってはいけない。

むかつく思いが湧き出てきたら
それをどうどうと
押し出していいんだ。

そのゆずれない部分には
本当の自分が隠されているんだ。

そして
それは自分の枝葉ではなく
自分の幹であり、自分自身の根っこである。

だからこそ
そこだけはなにものにも侮辱をうけてはいけない。
もしもそこを侮辱されたら
侮辱を受けるような態度をとられたら
そこはもうどうどうと闘っていくしかないだろう。

闘っていけ。
自分自身のためにも絶対にこの勝負は負けていはいけない。
大変な闘いになるかもしれない。
でも
そこは絶対にゆずってはいけないのだ。